麻雀には様々なルールが存在しますが、世界大会で採用される国際ルール(MCR:Mahjong Competition Rules)をご存知でしょうか?
日本の麻雀とは異なる独自のルール体系を持つMCRは、現在70カ国以上で親しまれ、ワールドマインドスポーツゲームズなどの国際大会で正式競技として採用されています。リーチやドラがない代わりに、81種類もの多彩な役が存在し、戦略性と得点計算のシンプルさを兼ね備えた魅力的なゲームです。
しかし、「国際ルールは難しそう」「どこから学べばいいかわからない」という声も多く聞かれます。
そこで本記事では、MCR初心者が4週間で実戦レベルに到達できる完全学習ガイドをお届けします。基本用語から81役の解説、実戦例、よくあるミス、さらには印刷して使えるチートシートまで、この一記事ですべてカバー。国際ルール麻雀の世界へ、今すぐ飛び込みましょう。
国際ルール麻雀(MCR)とは?基礎知識を徹底解説
MCRの定義と歴史的背景
国際ルール麻雀(Mahjong Competition Rules)は、1998年に世界麻雀組織(World Mahjong Organization)によって制定された、国際標準の麻雀競技ルールです。中国麻雀をベースに、世界各国のプレイヤーが公平に競えるよう設計されています。
2002年には第1回ワールド麻雀チャンピオンシップが開催され、以降4年ごとに世界大会が実施されています。日本からも多くのプレイヤーが参加し、国際舞台で活躍しています。
日本ルールとの5つの重要な違い
国際ルールを理解する上で、日本ルールとの違いを把握することが重要です。
1. リーチが存在しない
日本麻雀の核となる「リーチ」がMCRには存在しません。宣言による得点ボーナスやリスク管理の要素がないため、より純粋に役の構成で勝負します。
2. ドラがない
王牌からめくるドラ表示牌がなく、運要素が抑えられています。実力差が出やすい設計です。
3. 役が81種類存在
日本ルールの約40役に対し、MCRは81役。多様な手役が認められ、戦略の幅が広がります。
4. 複合役が原則認められない
日本ルールでは複数の役が複合して得点が加算されますが、MCRでは最も高い役のみを採用します。これにより計算がシンプルになります。
5. 点数システムが固定点制
役ごとに固定された点数が設定されており、翻数計算や符計算が不要。初心者にも理解しやすい明快な得点体系です。
MCRで使用する牌と基本用語
牌の種類と構成
MCRでは標準的な136枚の麻雀牌を使用します。
数牌(スートパイ):108枚
- 萬子(マンズ):1萬~9萬 各4枚
- 筒子(ピンズ):1筒~9筒 各4枚
- 索子(ソーズ):1索~9索 各4枚
字牌(オナーパイ):28枚
- 風牌:東・南・西・北 各4枚
- 三元牌:白・發・中 各4枚
必須用語の早見表
| 用語 | 意味 | 英語表記 |
|---|---|---|
| 面子(メンツ) | 3枚または4枚の組み合わせ | Meld |
| 順子(シュンツ) | 連続する3枚の数牌 | Chow |
| 刻子(コーツ) | 同じ牌3枚の組 | Pung |
| 槓子(カンツ) | 同じ牌4枚の組 | Kong |
| 雀頭(ジャントウ) | 同じ牌2枚のペア(頭) | Pair |
| 面前(メンゼン) | 鳴かずに手を進める | Concealed Hand |
| 副露(フーロ) | ポン・チー・カンで鳴くこと | Open Hand |
ゲームの基本的な流れとセットアップ
開局から和了までの7ステップ
- ステップ1:席決めと配牌 4人のプレイヤーが東南西北の席に着き、各自13枚の牌を配られます。
- ステップ2:局の開始 東家から順に、山から1枚ツモり、不要な牌を1枚捨てます。
- ステップ3:鳴きの判断 他家の捨て牌に対して、ポン(刻子作成)・チー(順子作成)・カン(槓子作成)・ロン(和了)の宣言ができます。
- ステップ4:テンパイ(聴牌) あと1枚で和了となる状態。MCRではリーチ宣言がないため、黙ってテンパイを維持します。
- ステップ5:和了(ホーラ) 14枚で規定の役を完成させ、「和了(ホー)」を宣言。ツモ和了またはロン和了で得点を獲得します。
- ステップ6:点数計算 成立した役の中で最も高い役の点数を採用。他の役との複合は基本的に認められません。
- ステップ7:次局への移行 和了者や流局の状況に応じて、次の局へ進みます。
初心者が最初に覚えるべき20役
MCRには81役が存在しますが、まずは実戦で頻出する20役を優先的にマスターしましょう。
基本役(1~8点)
1. 平和(ピンフー)- 2点
- 条件:面前・順子4組・役牌以外の雀頭・両面待ち
- 初心者向け度:★★★★★
- 戦略メモ:最も基本的な役。順子中心の手作りで自然に成立
2. 断么九(タンヤオ)- 2点
- 条件:2~8の数牌のみで構成(1・9・字牌なし)
- 初心者向け度:★★★★★
- 戦略メモ:鳴いても成立。中張牌を集めるだけで狙える
3. 一盃口(イーペーコー)- 2点
- 条件:面前・同じ順子が2組
- 初心者向け度:★★★★☆
- 戦略メモ:234・234のような形。平和と相性が良い
4. 門前清(メンゼンチン)- 2点
- 条件:鳴かずに面前でツモ和了
- 初心者向け度:★★★★★
- 戦略メモ:面前を維持するだけで2点確保
5. 対々和(トイトイホー)- 6点
- 条件:刻子(または槓子)4組
- 初心者向け度:★★★★☆
- 戦略メモ:ポン戦略の基本。字牌の刻子と相性抜群
6. 混一色(ホンイーソー)- 6点
- 条件:1種類の数牌+字牌のみで構成
- 初心者向け度:★★★☆☆
- 戦略メモ:手牌の色が偏ったら狙い目
7. 三色同順(サンショクドウジュン)- 6点
- 条件:3種の数牌で同じ数の順子(例:234萬・234筒・234索)
- 初心者向け度:★★★☆☆
- 戦略メモ:面前が基本。計画的に狙う必要がある
8. 一気通貫(イッキツウカン)- 6点
- 条件:同種の数牌で123・456・789
- 初心者向け度:★★★☆☆
- 戦略メモ:順子系の手で狙いやすい
中級役(12~24点)
9. 清一色(チンイーソー)- 24点
- 条件:1種類の数牌のみで構成
- 初心者向け度:★★☆☆☆
- 戦略メモ:高得点の基本形。色を絞り込む判断力が重要
10. 小三元(ショウサンゲン)- 12点
- 条件:白・發・中のうち2種の刻子+1種の雀頭
- 初心者向け度:★★★☆☆
- 戦略メモ:三元牌が重なったら意識
11. 混老頭(ホンロウトウ)- 8点
- 条件:1・9・字牌のみで構成
- 初心者向け度:★★☆☆☆
- 戦略メモ:対々和と組み合わせやすい
12. 七対子(チートイツ)- 6点
- 条件:7つの対子(ペア)で構成
- 初心者向け度:★★★★☆
- 戦略メモ:特殊形。ペアが多い時の選択肢
13. 三槓子(サンカンツ)- 12点
- 条件:槓子(カン)を3組作る
- 初心者向け度:★☆☆☆☆
- 戦略メモ:狙うより結果的に成立することが多い
14. 混全帯么九(チャンタ)- 4点
- 条件:すべての面子・雀頭に1・9・字牌を含む
- 初心者向け度:★★☆☆☆
- 戦略メモ:端牌の活用がカギ
15. 純全帯么九(ジュンチャン)- 12点
- 条件:すべての面子・雀頭に1・9を含む(字牌なし)
- 初心者向け度:★☆☆☆☆
- 戦略メモ:チャンタの上位役
高級役(48点以上)
16. 大三元(ダイサンゲン)- 88点(役満)
- 条件:白・發・中すべての刻子
- 初心者向け度:★☆☆☆☆
- 戦略メモ:最高得点の一つ。三元牌が揃う配牌なら狙う価値あり
17. 四暗刻(スーアンコウ)- 64点
- 条件:面前で4つの暗刻(鳴かずに作った刻子)を揃える
- 初心者向け度:★☆☆☆☆
- 戦略メモ:対々和の延長線上
18. 清老頭(チンロウトウ)- 64点
- 条件:1・9の数牌のみで構成
- 初心者向け度:☆☆☆☆☆
- 戦略メモ:非常に難易度が高い
19. 字一色(ツーイーソー)- 64点
- 条件:字牌のみで構成
- 初心者向け度:☆☆☆☆☆
- 戦略メモ:配牌次第。字牌7種を集める
20. 九蓮宝燈(チューレンポウトウ)- 88点
- 条件:面前・同種で1112345678999+任意の1枚
- 初心者向け度:☆☆☆☆☆
- 戦略メモ:最も美しいとされる役。成立は極めて稀
実戦で使える手役の構築例
理論だけでなく、実際の手牌でどう役を作るかが重要です。
例題1:平和(ピンフー)を狙う基本形
配牌例
手牌:2萬3萬4萬 / 5筒6筒7筒 / 2索3索4索 / 8索8索 / 5萬
思考プロセス
- 順子が3組すでに完成
- 雀頭は8索のペア
- 5萬周辺を整えれば平和が成立
- 鳴かずに面前を維持することが絶対条件
完成形(例)
2萬3萬4萬 / 5筒6筒7筒 / 2索3索4索 / 4萬5萬6萬 / 8索8索
役:平和(2点)+門前清(2点)= 実質4点相当
※MCRでは最高役のみ採用のため、実際は門前清のみカウントされる場合もルールによる
例題2:対々和(トイトイ)+役牌で高得点
配牌例
手牌:發發發 / 中中 / 白白 / 3萬3萬 / 7索8索9索 / 5筒
思考プロセス
- 發の刻子が確定
- 中と白をポンで刻子化できれば小三元も視野
- 対々和(6点)+ 小三元(12点)なら12点(高い方を採用)
戦略ポイント
- 序盤で字牌の刻子が複数見えたら、積極的にポンして対々和を固める
- MCRは刻子が強いため、ポン戦略が有効
例題3:混一色(ホンイーソー)からの発展
配牌例
手牌:3索4索5索 / 6索7索 / 1索2索 / 東東東 / 南南 / 8索
思考プロセス
- 索子と字牌のみで構成中
- 混一色(6点)が見えている
- さらに対々和も狙えるか検討
判断基準
- 混一色は6点だが、清一色(24点)にできれば大きく得点が伸びる
- 字牌を切って清一色を目指すか、混一色で速度重視か、局面で判断
MCRの点数システムと計算方法
固定点制の基本概念
MCRの点数システムは日本ルールと大きく異なります。
特徴
- 各役に固定点数が設定(1点~88点)
- 複合役は原則認められず、最も高い点数の役のみを採用
- 符計算や翻数計算が不要
点数の配分
- ロン和了:放銃者がすべての点数を支払う
- ツモ和了:他の3人で点数を分担(東家は2倍負担など、ルールによる)
代表的な役の点数表
| 点数 | 主な役 |
|---|---|
| 1~2点 | 平和、断么九、門前清など |
| 4~8点 | 対々和、混一色、三色同順など |
| 12~24点 | 小三元、清一色、純全帯么九など |
| 32~48点 | 大四喜、四暗刻など |
| 64~88点 | 大三元、九蓮宝燈など(役満クラス) |
複合ルールの例外
一部の大会では、特定の組み合わせで複合を認めるハウスルールも存在しますが、基本は単一役採用です。
初心者が勝つための5つの戦略
戦略1:序盤は手役の方向性を3巡以内に決める
配牌を見て、以下のどれを狙うか早期判断しましょう。
- 順子系(平和・一気通貫など)
- 刻子系(対々和・三暗刻など)
- 一色系(混一色・清一色)
- 特殊形(七対子・国士無双など)
判断のコツ
- 同じ牌が複数あれば刻子系
- 連続数が多ければ順子系
- 特定の色が偏っていれば一色系
戦略2:字牌の刻子は高得点への近道
字牌(東南西北白發中)の刻子は、以下の理由で非常に強力です。
- 役牌として単体で意味を持つ
- 対々和・小三元・大三元などへ発展
- 相手に安全牌として切られやすい(序盤)
実戦アドバイス 字牌が2枚揃ったら、3枚目を積極的にポンする価値があります。
戦略3:鳴きのタイミングは「役の確定」を優先
日本ルールでは鳴くと役が制限されますが、MCRでは鳴いても多くの役が成立します。
鳴くべき状況
- 対々和など鳴き前提の役を狙う時
- 高得点役が確定できる時
- 終盤で速度が必要な時
面前を維持すべき状況
- 平和や門前清を狙う時
- 手牌が整っており、鳴く必要がない時
戦略4:相手の捨て牌から役を推測
相手の捨て牌パターンで、以下を推測できます。
- 字牌を早めに切る → 一色系を狙っている可能性
- 数牌の端(1・9)を残す → チャンタ系か混老頭
- 同じ種類の牌を切り続ける → その色は不要
戦略5:点差を意識した戦い方
MCRの大会では、順位点と得点の合計で最終順位が決まります。
- トップとの点差が大きい時 → 高得点役を狙い、リスクを取る
- トップに近い時 → 安全な手で着実に得点を重ねる
よくあるミスと対処法
ミス1:複合役を期待してしまう
- 間違い例 「対々和(6点)と混一色(6点)が複合するから12点だ!」
- 正解 MCRでは複合しないため、高い方の6点のみ。
- 対処法 鳴く前に「この手の最高役は何か?」を常に確認する。
ミス2:字牌を軽視して捨ててしまう
- 間違い例 「字牌は使いにくいから序盤で全部捨てよう」
- 正解 字牌の刻子は高得点につながる貴重な牌。
- 対処法 字牌が2枚以上揃ったら、簡単に切らない。特に三元牌は重要。
ミス3:面前にこだわりすぎる
- 間違い例 「日本麻雀のクセで、鳴かずに面前を維持したら負けた」
- 正解 MCRは鳴いても成立する役が多い。速度と得点のバランスが大切。
- 対処法 対々和や一色系は積極的に鳴く。平和系は面前維持。
ミス4:点数を意識せず順位だけ追う
- 間違い例 「2着でいいから安全に打とう」→ 点差で逆転され3着に
- 正解 大会では点差が命。得点機会を逃さない。
- 対処法 中盤までは得点を積極的に取りに行く。終盤で順位を調整。
4週間で実戦レベルへ!学習プラン
第1週:基礎固め
目標
- 牌の種類と基本用語の暗記
- ゲームの流れを理解
- 日本ルールとの違いを把握
学習メニュー
- 日:1~3時間 用語と牌の種類を覚える
- 月:1時間 MCRのルール動画を視聴
- 火:1時間 日本ルールとの比較表を作成
- 水:1時間 ゲームの流れをシミュレーション
- 木:1時間 基本役5つを暗記(平和・断么九・対々和・混一色・清一色)
- 金:2時間 オンラインで観戦または初プレイ
- 土:復習とまとめ
第2週:役の習得
目標
- 初心者向け20役を完全暗記
- 実戦で5回以上プレイ
学習メニュー
- 日:2時間 20役の暗記(5役ずつ)
- 月:1時間 役の成立条件を図で確認
- 火:2時間 オンライン対局(2~3回)
- 水:1時間 前日の対局を振り返り
- 木:2時間 オンライン対局(2~3回)
- 金:1時間 よくあるミスの確認
- 土:3時間 集中対局と復習
第3週:戦略の理解
目標
- 基本戦略5つを実践で使う
- 相手の手を推測できるようになる
学習メニュー
- 日:2時間 戦略論を学習
- 月:2時間 対局(戦略を意識)
- 火:1時間 捨て牌読みの練習
- 水:2時間 対局(相手の手を推測)
- 木:1時間 自分の対局を分析
- 金:2時間 対局(点数計算の練習)
- 土:3時間 模擬大会形式で連続対局
第4週:実戦と応用
目標
- 81役のうち40役以上を理解
- 安定して得点できるようになる
学習メニュー
- 日:2時間 中級役の学習
- 月:2時間 対局(中級役を意識)
- 火:2時間 対局(高得点役を狙う)
- 水:1時間 大会ルールの確認
- 木:2時間 対局(順位点を意識)
- 金:2時間 総復習と弱点克服
- 土:4時間 模擬大会または実際の大会参加
印刷して使える!MCRチートシート
基本チェックリスト
□配牌確認(3巡以内)
- 順子系・刻子系・一色系のどれを狙うか決定
- 字牌が2枚以上あるかチェック
- 1・9の端牌の数を確認
□中盤の方針(5~10巡目)
- 鳴くべきか面前維持か判断
- 相手の捨て牌から役を推測
- 安全牌を残しているか確認
□終盤の判断(12巡目以降)
- テンパイしているか
- ロンとツモどちらが有利か
- 降りる(ベタオリ)べきか
頻出パターン
パターンA:順子3組+対子 → 平和系。面前維持で門前清も狙える。
パターンB:刻子2個以上 → 対々和系。積極的にポンして速度アップ。
パターンC:1色寄せ → 混一色(6点)または清一色(24点)。早めに色を決定。
覚えておくべき数字
- 基本役の最低ライン:平和・断么九(各2点)
- 中級役の目標:混一色(6点)、清一色(24点)
- 役満の壁:48点以上が超高得点ゾーン
MCR 81役完全リスト(点数順)
ここでは国際ルールで使用されるすべての役を点数別に整理しました。
1~2点の役(基本役)
- 平和(2点)
- 断么九(2点)
- 門前清(2点)
- 一盃口(2点)
- 自摸(1点)※大会により採用
- 場風牌(1点)
- 自風牌(1点)
4~8点の役(初中級役)
- 混全帯么九(4点)
- 七対子(6点)
- 対々和(6点)
- 混一色(6点)
- 三色同順(6点)
- 一気通貫(6点)
- 三色同刻(8点)
- 三槓子(12点)※実質10点帯に分類されることも
12~24点の役(中級役)
- 小三元(12点)
- 純全帯么九(12点)
- 混老頭(8点)
- 二盃口(8点)
- 清一色(24点)
32点以上の役(高級役・役満クラス)
- 大三元(88点)
- 四暗刻(64点)
- 清老頭(64点)
- 字一色(64点)
- 九蓮宝燈(88点)
- 大四喜(88点)
- 小四喜(64点)
- 緑一色(88点)
※ここでは代表的な役を抜粋。完全な81役リストは専門書籍または公式サイトをご参照ください。
よくある質問(FAQ)
- MCRは本当にリーチがないのですか?
-
はい、国際ルール(MCR)には日本麻雀のような「リーチ」は存在しません。 テンパイしても宣言する必要がなく、静かに和了を待ちます。そのため、相手のテンパイ状況が読みづらく、心理戦の要素が変わります。
- ドラはありますか?
-
MCRの標準ルールではドラは存在しません。 一部の大会やハウスルールで特別ルールとして追加されることはありますが、基本的にはドラなしでプレイします。これにより運要素が減り、実力が反映されやすくなっています。
- 複合役は本当に一切認められないのですか?
-
原則として最も高い役のみを採用します。 ただし、大会によっては一部の組み合わせで加点を認めるハウスルールもあります。参加する大会のレギュレーションを事前に確認しましょう。
- 日本麻雀の経験者はどれくらいで慣れますか?
-
基本ルールは2~3週間、実戦レベルは1~2ヶ月が目安です。 日本麻雀の知識があれば、牌の扱いや基本戦略は共通なので、役の違いと点数システムに慣れれば比較的早く習得できます。
- オンラインで練習できるサイトはありますか?
-
はい、いくつかの専門サイトやアプリがあります。 「天鳳」の国際ルールモード、専用のMCRアプリなどで練習可能です。まずはCPU戦で基礎を固めてから、対人戦に挑戦するのがおすすめです。
- 81役すべて覚える必要がありますか?
-
いいえ、まずは頻出する20~30役を覚えれば十分です。 残りの役は実戦経験を積む中で自然に覚えていけます。高得点の役満クラスは成立機会が少ないため、後回しでも問題ありません。
- 初心者が最初に狙うべき役は?
-
平和(2点)、断么九(2点)、対々和(6点)、混一色(6点)の4つです。 これらは成立しやすく、基本戦略の習得にも役立ちます。
- 大会に出場するにはどうすればいいですか?
-
各地の麻雀協会や麻雀団体が主催する大会に参加できます。 世界麻雀組織(WMO)の公式サイトで情報を確認するか、地域の麻雀クラブに問い合わせてみましょう。初心者向けの大会も開催されています。
まとめ:MCRで世界標準の麻雀を楽しもう
国際ルール麻雀(MCR)は、81種類の多彩な役、シンプルな点数計算、そして世界中のプレイヤーと対戦できる魅力を持つ競技です。
本記事のポイント
- MCRは日本ルールと異なり、リーチ・ドラがない
- 81役が存在するが、まず20役を覚えれば実戦可能
- 複合役は原則なく、最高役のみを採用する明快なシステム
- 4週間の学習プランで初心者から実戦レベルへ
- 字牌の刻子、対々和、一色系が高得点への近道
国際ルール麻雀は、戦略性と得点計算のシンプルさを両立した、非常に洗練されたゲームです。日本麻雀とは異なる魅力を持ち、世界大会への道も開かれています。
この記事の学習プランとチートシートを活用して、ぜひMCRの世界に飛び込んでみてください。4週間後、あなたは国際標準の麻雀プレイヤーとして、世界中のライバルと対戦できるようになっているはずです。
