ポーカー役早見表で一発理解！役の強さと確率を完全解説

近年日本でも人気が高まっているポーカーですが、始めたくても役が分からない方はいるのではないでしょうか？

そんな方の為に、この記事ではポーカーの役の強さ、出現する確率などを紹介していきます。

ポーカーの役早見表

 

数字の強さ

スート（図柄）の強さ

※勝敗は役の強さで決まります。対戦相手と役が同じ場合は、その役に関係している数字が大きい方が勝利となります。もし、数字も同じ場合はスートが強い方を比べたりすることもあります。

 

ポーカーの役を強さ順に紹介

ポーカーの役の強さは、ロイヤルストレートフラッシュが1番強く、ハイカード（役無し）が1番弱い役になります。

数字では【A】が1番強く、【2】が1番弱い数字となります。
スートではスペード→ハート→ダイヤ→クラブの順に強さが決まっています。

ここまでの説明だけでは分からない人もいると思いますので、上記の表をもとに、強い役から順番に詳しく解説していきます。

1.ロイヤル（ストレート）フラッシュ

2.ストレートフラッシュ

ストレートフラッシュは、ロイヤルフラッシュの次に強い役となります。

ロイヤルフラッシュと違って、数字の指定はありません。ロイヤルフラッシュと比べればまだ揃う可能性は高いですが、こちらも【♥3,♥4,♥5,♥6,♥7】のように手札の数字5枚すべてが連続しており、同時にその5枚のスートが全て同じである、という両方の条件を満たす必要がある、揃えることが難しい役です。

・ストレートフラッシュの確率
ストレートフラッシュが手札に揃う確率は、約0.0013％で、約8万回に1回しか完成しない確率となります。

・ストレートフラッシュ同士の強弱
最も強い数字でストレートフラッシュを成立させたプレイヤーの勝利となります。

※上記のような場合、5枚の中の1番強い数を比べて勝敗がつくため、【９】を持っているBの勝利となります。

 

3.フォーカード 

フォーカードは同じ数字が4枚揃った時に成立する役です。
特に数字の指定などなく、【2~A】までの数字であれば問題ありません。
国やルールによってはクワッズ（Quads）と呼ばれることもあります。

・フォーカードの確率
フォーカードが手札に揃う確率は、約0.024％です。

・フォーカード同士の強弱
基本的にフォーカードの数字の強さで決まります。

※上記のような場合、赤枠のカードを比べます。
【6】より【K】の方が強い数字となりますので、上記の場合だと、Aの勝利となります。

また、テキサスホールデムのように共通するカードがある場合、フォーカードが同じになる事もあります。その場合は残ったカード（上記画像の青枠のカード）の強さで勝敗が決まります。

 

4.フルハウス

フルハウスは、スリーカードとワンペアが揃った場合に成立する役です。

フルハウスは他の役との共通点が多く、スリーカードやツーペアなどが揃っている状態でさらに強い役を目指す、などといった戦略もとりやすいため、ポーカーではかなり有効な役と言えるかもしれません。

・フルハウスの確率

フルハウスが手札に揃う確率は、約0.14%です。

 

・フルハウス同士の強弱

基本的にスリーカードの数字の強さで決まります。

 

※上記の画像のような場合、【5】のスリーカードと、【3】のスリーカードの強さを比べます。【3】より【5】の方が強い数字となるので、Aの勝利となります。

ここで気を付けないといけないのが、フルハウスはスリーカードの強さで勝敗が決まるという事です。

また、テキサスホールデムのように共通するカードがある場合、スリーカードが同じになる事もあります。その場合はワンペアの強さで勝敗が決まります。

 

5.フラッシュ

フラッシュは、5枚のスートが、【スペード、ハート、ダイヤ、クラブ】のいずれか1種類で統一されている場合に成立する役となります。

スートが揃っていれば、数字の指定はありません。

・フラッシュの確率
フラッシュが手札に揃う確率は、約0.19%です。

・フラッシュ同士の強弱
最も強い数字を持っているプレイヤーの勝利となります。

※上記画像の場合、お互いの最も強い数字は、赤枠の【K】と【A】という事になります。

【A】が【K】より強い為、Bの勝利となります。
最も強い数字が同じ場合は、その次に強い数字を比べて勝敗を決めます。

 

6.ストレート

ストレートは、スートに関係なく5枚のカードが連続する数字の場合に成立する役となります。
連続する数字の組み合わせで、最も強いのが【10,J,Q,K,A】です。
反対に最も弱い数字の組み合わせは、【A,2,3,4,5】となります。

※【K】を超えて連続する数字として成立するのは【A】までとなります。
なので【J,Q,K,A,2】の数字の組み合わせはストレートになりません。

・ストレートの確率
ストレートが手札に揃う確率は、約0.39％となります。

・ストレート同士の勝敗
最も強い数字でストレートを成立させたプレイヤーの勝利となります。

※上記画像の場合、Aの勝利となります。
【A】は揃った状況によって強さが変化するので注意が必要です。

ここで注意すべき点は、【A】の扱いです。ポーカーにおいて【A】は【K】よりも強力で、最も高い数字ですが、【A, 2, 3, 4, 5】という組み合わせでストレートを作ると、これは1から5の連続した数字と見なされます。そのため、この手札の最も強い数字は【5】になります。

ただし、スリーカード＋ワンペアで成立するフルハウスや、同じカード4枚で成立するフォーカードといったスリーカードよりも強力な役が揃っている場合はそちらが優先されます。

 ・スリーカードの確率
スリーカードが手札に揃う確率は、約2.11%です。

・スリーカード同士の勝敗
基本的にスリーカードの数字の強さで決まります。

※上記画像の場合、【9】のスリーカードの方が強いので、Aの勝利となります。

また、テキサスホールデムポーカーのように、複数プレイヤーで共有するカードが存在するルールの場合は、共有カード次第で、2人以上のプレイヤーが同じ数字のスリーカードを揃える、という状況が発生する可能性があります。そういった場合は、残ったカード（上記画像の青枠のカード）の強さで勝敗が決まります。

8.ツーペア

ツーペアは2組の同じ数字が揃った場合に成立する役です。
ワンペアから発展させて揃えることもできる役であり、比較的勝ちやすい役となっています。

・ツーペアの確率
ツーペアが手札に揃う確率は、約4.75%です。

・ツーペア同士の勝敗
より強い数字でツーペアを揃えたプレイヤーの勝利となります。

ツーペアは2組の同じ数字が揃った場合に成立する役です。
ワンペアから発展させて揃えることもできる役であり、比較的勝ちやすい役となっています。

※上記画像の場合、Aは【K】と【Q】のツーペアでとても強い数字ですが、Bは【A】が含まれているツーペアとなりますので、Bの勝利となります。

1組が同じ数字のツーペアの場合、もう1つのワンペアの数字の強さで勝敗が決まります。
2組が同じ数字のツーペアの場合、スリーカードのように残ったカード（上記画像の青枠のカード）の強さで勝敗が決まります。

 

9.ワンペア

ワンペアは同じ数字のカードを2枚揃えたら成立する役です。

ワンペアは、ポーカーの中では最も揃えるのが簡単な役であり、最も弱い役となっています。
ただし、同じ数字2枚が手札に揃っていても、その2枚がツーペアやスリーカード、フォーカードやフルハウスなど、ワンペアより強い役の一部となっている場合には、ワンペアではなくなります。

・ワンペアの確率
ワンペアが手札に揃う確率は、約32.43%です。

・ワンペア同士の勝敗
より強い数字でワンペアを揃えたプレイヤーの勝利となります。

※上記画像の場合、【K】より【A】の方が強い為、Bの勝利となります。

同じ数字のワンペアの場合、残ったカード（上記画像の青枠のカード）の中で1番強いカードを持っているプレイヤーの勝利となります。

 

10.ハイカード

ハイカードは、役が成立していない状態の事で、別名ノーペア、日本ではブタと呼ばれることもあります。

・ハイカードの確率
手札がハイカードになる確率は、約50.11%です。

・ハイカード同士の勝敗
5枚のカードの組み合わせの中で1番強いカードを持っているプレイヤーの勝利となります。

※上記画像の場合、赤枠のカードの強さを比べることになります。
【A】は【K】より強いカードになるので、Aの勝利となります。
このカードの強さは、ポーカーの基礎となるので、必ず覚えておきましょう！

 

ポーカーの役を覚えるには

ここまで紹介してきたポーカーの役をすぐ覚えるには、実践が1番効果的です。
役の早見表などを見ながらプレイすることで、すぐ覚えられると思います。
今はポーカーが遊べるアプリや、オンラインカジノでもプレイすることが出来るので、ポーカーをする相手がいない人でも手軽に遊ぶことが出来ます。

まとめとめ？？

今回はポーカーの10種類の役をご紹介しました。

5枚を使うドローポーカーの場合は自分の手札だけを考えればいいですが、テキサスホールデムになると、難しくなります。テキサスホールデムには、全員が使う共通のカード（コミュニティカード）5枚があり、2枚の手札と合わせて7枚で役を作るものになります。

テキサスホールデムの詳しいルールはこちらの記事をご確認ください。

テキサスホールデムのルールはこちらから！