【仮想通貨の基礎】を徹底解説！

オンラインカジノでも最近では多くのサイトで使えるようになっている仮想通貨。ですが、そもそも仮想通貨ってなんなのか？についてきちんと説明できる人は少ないと思います。

・普通のお金と何が違うの？

・電子マネーと似たようなもの？

・価値がいきなり暴落したりしないの？　など、

皆さん様々な疑問を持たれているかと思います。

そこで、この記事ではなるべく専門用語を使わず、誰でも理解できるように分かりやすく解説いたしました。ぜひこの機会に「仮想通貨」について正しい知識を身につけていってください。

仮想通貨の基本

仮想通貨の基本

1.仮想通貨ってなに？

それでは、早速
「仮想通貨とは何か？」から説明していきます。

仮想通貨は、デジタル上で存在する新しいタイプのお金です。紙幣や硬貨のように手に取ることはできませんが、データとして記録されており、各所有者がどれくらいの仮想通貨を持っているか、どのような取引を行ったかが管理されています。

ここで、仮想通貨が普段使っている通貨と大きく異なる点の一つは、銀行のような中央管理者が存在しないことです。通常、私たちはお金を銀行に預け、その記録が通帳に記載されます。お金はいつでも引き出せるし、自由に使えると信じています。これは、私たちが銀行という機関を信頼しているからこそ成り立つシステムです。

しかし、もしもその管理者が自己の利益を優先するような場合、預けていたお金が突然使えなくなったり、引き出せなくなったりするリスクも存在します。銀行の場合、信頼できる管理者が私たちのお金を適切に管理しているため、このようなリスクは低いです。しかし、仮想通貨では、中央管理者がいなくても、通貨の管理ができる仕組みが存在しています。

じゃあ、どうやって管理しているの？という話になりますが、簡単に説明すると管理者一人に任せるのではなく、みんなで管理して不正を防ぐ仕組みで成り立っています。このシステムは、中央の管理者がいない代わりに、ネットワーク上の複数のコンピューターが取引を検証し、データの一貫性を保っています。これによって、誰かの口座から仮想通貨を盗むためにデータを改ざんを行うなどの不正行為は極めて困難になります。

この理由について、次の章で詳しく解説していきます。

ここで、１つ例え話をしたいと思います。
仮想通貨の仕組みとしてレゴブロックに似たところがあります。レゴを使って塔をつくろうとしたとき、塔を作るには一つ一つブロックを積み上げていく必要があります。この一つ一つのブロックがそれぞれのデータであるとイメージしていただければと思います。

そして、このブロックの一つを違うブロックに替えて自分の都合のいい状態にしてしまおうと不正を働くものがいたとします。その人はもともとあったブロックを違うブロックに入れ替えようとしています。ですが、ブロック一つ一つはつながっているので、一つだけブロックを変えるということが非常に難しいことに気付きます。

もしも変えようとすると、その上にのっかっている他のすべてを一旦外してから付け替える必要がでてくるからです。さらには仮想通貨の仕組みとして、たくさんのコンピューターでデータを管理している状況にあり、同じデータが無数の場所にコピーされています。なので、不正がわかると他のすべてのコンピューターがそれを検知し、改ざんをすぐに修正できます。このような形で仮想通貨は守られ、通貨としての機能を維持しているのです。

2.なんで、こんな通貨ができたの？

さきほど話をしたように、私たちが今使っている通貨は信頼できる管理者がお金を管理しているから成り立っているシステムなのです。つまり、この信頼できる管理者の信頼がなくなってしまえば、このシステムが成り立たなくなってしまいます。

まさにそれが起きたのが「リーマン・ショック」です。世界的に企業や銀行が問題を抱え、経済混乱が起きた出来事です。リスクの高い投資や取引を行っていたこともあり、大きな損失を出し、さらには倒産する銀行まで現れたくらいです。そうなると通貨の価値が下がり、最悪、預けたお金がかえってこないということも起きうるのです。その他にも銀行に対しての不満があり、たとえば政府がこの状況をなんとかするために大量の税金を使って銀行を立て直したりなどもありました。

こうして、「銀行や政府に頼らずに、もっと自由に使えるお金が欲しい」と考えるようになりました。誰にも管理されず、自分たちで使い方を決められるお金があれば、こんなリスクから解放される、そうして出来上がったのが仮想通貨というわけです。

「仮想通貨ってなにができるの？」

1. 海外へ送金

仮想通貨を使うと、海外にお金を送るのがとても簡単になります。普通、誰かにお金を送るときは銀行を使いますが、海外に送金するときには時間がかかったり、手数料が高かったりします。たとえば、アメリカにいる友達に日本からお金を送ると、銀行を通じて数日かかり、その間に手数料も取られます。

しかし、仮想通貨を使えば、こういった手間を省くことができます。仮想通貨の取引はインターネット上で直接行われるので、送金がすぐに完了します。また、手数料も銀行送金よりもずっと安いです。

仮想通貨は、世界中どこにいてもインターネットさえあれば使えるため、国境を越えた送金がとても便利です。これが仮想通貨が人気を集める理由の一つです。

2. 投資: 値上がりを期待して利益を得る

仮想通貨は、株式のように投資の対象としても使われます。つまり、仮想通貨を安いときに買って、値段が上がったときに売れば、利益を得ることができます。

たとえば、ビットコインを1万円で買ったとしましょう。もし、そのビットコインの価値が後で2万円に上がったら、その時点で売ることで1万円の利益を得ることができます。こういった方法で仮想通貨を投資として利用する人が増えています。

しかし、仮想通貨の値段は非常に変動しやすく、一日に何千円も値段が変わることがあります。これは、仮想通貨の市場がまだ新しく、いろいろな要因で値段が大きく動くためです。だからこそ、仮想通貨に投資する際はリスクもあります。値段が上がることもあれば、逆に大きく下がることもあるため、慎重に考えて投資をする必要があります。

3. 支払い: 仮想通貨での買い物

仮想通貨を使って実際に物を買ったり、サービスを受けたりすることもできるようになってきています。たとえば、ビットコインや他の仮想通貨を使って、オンラインショップで商品を購入したり、レストランで食事をしたりすることができる場所もあります。

一部の企業や店舗は、仮想通貨を支払い手段として受け入れています。たとえば、あるレストランでは、ビットコインを使って食事代を払うことができるようにしているところもあります。また、仮想通貨を使ってゲームや映画のチケットを買えるウェブサイトも増えてきました。

仮想通貨で支払うと、クレジットカードや銀行口座を使う必要がないため、個人情報の流出リスクを減らすことができます。また、仮想通貨の支払いは素早く、通常の銀行取引よりもスムーズに行えます。

「なんで仮想通貨ってこんなに人気なの？」

なぜ仮想通貨がこんなに人気なのか、
３つの理由で説明します。

1. 儲かる可能性があるから

仮想通貨が人気になった一番の理由は、儲かる可能性があるからです。ビットコインが有名になったのは、何年も前に初めてビットコインを買った人が、その後大きな利益を得たという話が広まったからです。

例えば、ビットコインをほんの少しの値段で買った人が、数年後にそのビットコインを何百万円、何千万円といった大きなお金で売ることができました。このような話を聞いた人たちは、「自分も大儲けできるかも！」と思って仮想通貨に興味を持つようになったのです。

2. 自由に使えるから

仮想通貨は、普通のお金とは少し違います。円やドルといったお金は、銀行や政府が管理していますよね。そのため、銀行が閉まっているとお金を引き出せなかったり、国のルールで送金が制限されたりすることがあります。でも、仮想通貨は、インターネット上で使えるお金なので、いつでもどこでも自由に使えます。銀行の営業時間や手続きの煩雑さに縛られずに、お金のやり取りができるのです。この「自由さ」が、多くの人にとってとても魅力的に感じられています。

3. 新しい技術が注目されているから

仮想通貨は、ブロックチェーンという新しい技術を使っています。ブロックチェーンとは、インターネット上でデータを安全に保存し、改ざんが難しい仕組みのことです。この技術は、仮想通貨だけでなく、いろいろな分野で使える可能性があると言われていて、多くの人が注目しています。例えば、ブロックチェーンを使って安全に契約書を管理したり、食品の流通を追跡したりすることもできるのです。このように、仮想通貨は新しい技術が関わっていることから、未来の可能性を感じている人が増えています。

以上が、仮想通貨が人気な理由です。儲かる可能性、自由さ、そして新しい技術の魅力が合わさって、多くの人が興味を持つようになったのです。もちろん、仮想通貨にはリスクもありますが、その一方で未来を感じる人たちが増えているため、人気が続いています。

「仮想通貨の今後の展望」

これから仮想通貨がどのように進んでいくのかについて、３つのポイントで予想してみましょう。これらはあくまで予想ですが、仮想通貨が未来にどのような影響を与えるのかを考えるのはとても興味深いですね。

1. さらなる普及の可能性

今後、仮想通貨がさらに普及していく可能性があります。現在、仮想通貨はインターネット上での取引に主に使われていますが、これからはもっと身近な場所でも使えるようになるかもしれません。例えば、お店で買い物をする時に、仮想通貨を使って支払いができるようになる可能性があります。

既に一部の国では、ビットコインなどの仮想通貨で家賃や光熱費を支払ったり、仮想通貨を使って商品を購入したりすることができる場所があります。また、オンラインショッピングでも仮想通貨が使えるようになるサイトが増えています。将来的には、コンビニやレストランなど、私たちの身近な場所でも仮想通貨が普通に使えるようになるかもしれません。これによって、仮想通貨がますます一般の人々にとって身近な存在になるでしょう。

さらに、仮想通貨を使って新しい経済の仕組みが生まれる可能性もあります。例えば、仮想通貨を使った募金活動や、仮想通貨を使ったクラウドファンディングが増えるかもしれません。こうした新しい使い方が普及することで、仮想通貨が社会に与える影響はますます大きくなっていくでしょう。